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2013年06月22日

願いを込めて

今朝はお客様とたくさんお話ができました。
遠くは沖縄からのお客様も!
お越しいただいたことに感謝、感謝です。

震災当日に宿泊されたお客様がまたお越しくださったり。
あのときを思い出すと本当に胸が熱くなります。

「お怪我がなく本当に良かった。
また来れたよ!
また来るね」

そんなやりとりが嬉しく、旅館をしていてこの仕事に心から誇りに思います。

ロビーには七夕飾りが飾られていますので、県外のお客様は大変喜ばれております。
願いを込めて

七夕の七つ飾り、ご存知ですか?↑
意味があるんですよface02

吹き流し← これは皆様ご存知face01
 織姫の織り糸を象徴し、昔の織り糸を垂らした形を表して機織や技芸の上達を願いました。くす玉が最上部飾られ、飾り付けの主役となっています。


巾着(きんちゃく) 昔金銭を入れて腰に下げたもの。富貴を願いながら、節約、貯蓄の心を養いました。しっかりとひもで結ばれ、無駄遣いを戒めています。

投網(とあみ) 昔から重要なたんぱく源としての魚介をかかさないよう、仙台近海の豊漁を祈願しました。また、幸運を寄せ集めるという意味も含まれております。

屑篭(くずかご) 七つの飾り物をつくり終えた裁ちくず、紙くずを拾い集めて屑かごの中にいれました。ものを粗末にしないで役立て、清潔と倹約の心を育てました。

千羽鶴 家の長老の年の数だけ折り、延命長寿を願いました。折り方を習う娘たちは折り紙を通じ、教わる心、人に教える心を学びました。

紙衣(かみごろも) 棚機女(たなばたつめ)が織り、神に捧げたという衣で、七夕竹の一番上に吊るす習わしがあります。昔は母や師匠に教えられ、裁縫の腕が上がるよう願いながら縫われました。

短冊 早朝、硯にカラトリの葉にたまった夜露を集めて、すった墨汁で師に習った詩歌を書いて、学問や書、手習いの上達を願いました。


このように吹流しだけではなく、お飾りにも意味があります。
それぞれに願いを込めてキラキラ
夏の夜の星に今年も願いましょう。

七夕ってロマンチックですねface05
仙台のお祭りは8月6日、7日、8日です。千羽鶴の吹流しも多く飾られます。
震災後は全国からの千羽鶴が届けられました。
今年もどんな素敵な吹流しが仙台の町を飾ってくれるでしょうか。
楽しみですね。

7月からは緑水亭のロビーでもお客様に短冊に願いを書いていただきますよface02
毎年たくさんの願いでいっぱいになります親指

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Posted by 緑水亭 若女将 高橋知子 at 12:00 │若女将のブログ
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