お迎えする気持ち お見送りする心

緑水亭 若女将 高橋知子

2012年06月07日 09:50

仙台は今日も暑くなりそうです
全国的に夏日になりそうな今日です。
お客様と朝お話をしていますと、「旅することのお手伝いができていること」に嬉しくなります
全国からお越しいただく多くのお客様。
緑水亭がはじめての方もいらっしゃれば、リピーターの方もおります。

売店やロビーでお話していますと、楽しくてついつい話し込んじゃいます
お土産は何がいいかしら?
ここは歴史はどれくらい?
ときにはクレームもいただくこともあります。
女将さんはいつ嫁にきたのか?? ←(笑) 嫁ではないんです「娘」なんです

そんなこんなでお客様とお話できることの幸せをかみしめております。
震災直後はお客様のいない毎日
館内がしーーーんと静まり返り不気味な雰囲気
もうあんな思いをするのは二度と嫌ですね。

先日、当館社長の故郷九州・佐賀まで行って参りました
宿泊した宿でのおもてなし、久しぶりにお会いした知人の「お迎えする気持ち」。小森さんありがとう
あらためて接客する心の大切さを感じて帰ってまいりました。
四季彩ホテル 千代田館 様
萬象閣 敷島 様

ありがとうございました!

九州、佐賀という土地柄、人柄もきっとあるのだと思います。
とてもあたたかくて心地よい接客。
お茶所とあって「ようきてくんさった」「お茶のみんさい!」と声をかけてくださるのです

方言はいいものですね。
仙台も仙台弁がありますが、方言と言うのは実際にその言葉で生活している年配の方がお話されるとズバリそのものですよね。
当館は若い社員が多いので無理に方言を使うとおかしな雰囲気にもなります(笑)
ですから無理しなくとも「ようこそ!お越しくださいました!」という気持ちと言葉でお客様をお迎えしたいと思います。

そして「また来てくださいね―」とお見送りする心を大切に、これからの夏のシーズンもおもてなし向上に力を注いでまいります

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