旅館業 接客業の改革の時

緑水亭 若女将 高橋知子

2020年05月22日 13:20

皆様、こんにちは。
秋保温泉の旅館、まだ休館が続きます。
一部、再開のお宿も出てきておりますが
緑水亭も含めまだ大部分の旅館が休館です。

こんなことは、秋保温泉始まって以来。
東日本大震災の時も、すぐに営業をスタートしてきた旅館がほとんど。
コロナにより、この業界自体が
押し潰されそうになっているのは事実です。


しかしながら、様々な国の制度や周りで支えてくださる金融機関の存在
自社の耐え得る力により、休館措置をとることで
復活までじっと辛抱することができております。


再開の目途がようやく立った緑水亭ですが
6月からようやく新入社員の受け入れに研修
再開に向けての、料理提供、料理メニューの見直し
備品、アメニティ類など様々見直し。
人的サービスの再確認と見直しを図っております。




休館中ですが、ここ数日は
スタッフたちがそれぞれのセクションごとに
リモートでミーティングしてくれたり
3密避け集い、
知恵を出し合ってくれています。


このみんなの思いと時間が無駄にならないように
踏ん張らなくてはいけません

新入社員のみんなも、きっと
お仕事をしたくてうずうずしているはず
私もですよ
このコロナで待機状態の新入社員のみんな。
大変な状況下での入社、本当に心苦しく思っております。
もうしばらく辛抱です

学生の皆さんへ以前から
私はお伝えしていることがあります。
旅館業に入ってきてくれたからには、
ぜひ
「人を思う気持ちを大切にできる人」に
成長してもらいたいと。


以前、学生さん方に取材を受け
そうお話しさせていただいたことを
思い出しておりました。
その時の記事がこちらです。



(2018年 「WISE」より 学生による学生のための地域企業情報誌&WEBサイト)




もしかしたら、再開後にお客様から
「以前と違う」
「サービスが変わったのか」
などお声を頂くかもしれません。


ですが、ここで改革・進化しないと
旅館は生き残れないと考えております。



正直な気持ち

緑水亭だけがこのようなことを考えているんじゃないか
とか
これから旅館は生き残っていくためにどうしたらいいか
とか

答えが出ないだけに
とても不安です。


でも。進むしかないのです
毎日自分にも言い聞かせているのですが
ぜひ、みんなで乗り越えてまいりましょう。

待機中のスタッフもこのブログを読んでくれているようで


緑水亭
進化と改革の時です


生き残りを懸けて!





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